【年長で因数分解!?】数字大好き少年の成長記録と、公文の弱点を補う「図形の極み」への葛藤

次男の成長記録
こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪府在住、男子二児の母です。
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現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

ひらがなより先に「数字」を愛した次男の話

我が家の次男(年長)は、少し変わった成長を遂げています。

ひらがなの練習はちっとも進まないのに、数字に関しては驚くほどの情熱を見せるんです。

次男
次男

「お兄ちゃんのやっていることがカッコいい」

そんな理由で、小4の長男が解いている公文の「文字式」や「因数分解」のプリントに興味を持ち始めました。

試しにやらせてみたところ、なんとスラスラと解き始めて……。

今回は、そんな「数字マニア」な次男がどうやって算数の世界にハマっていったのか、そして親として今、何に悩んでいるのかをリアルに綴ります。

九九は「おもちゃ」で勝手に覚えるもの?

長男のときは、九九を覚えるために一緒に歌を歌ったり、お風呂にポスターを貼ったりと、親子で二人三脚の努力をしました。

ところが次男は全く違いました。

家にある「九九のおもちゃ」や知育グッズを自分なりに使いこなし、気づけば年少さんの頃にはマスターしていたんです。

親が教えるのではなく、「好きだから、勝手に遊んで覚える」。

このパワーには、アラフォーの母ちゃんも唖然とするしかありませんでした。

我が家で大活躍した、次男の相棒です

次男を「数字マニア」に変えた3種の神器

次男を「数字マニア」に変えた3種の神器

ひらがな練習は拒否しても、数字だけは自ら進んで学んだ次男。彼が「因数分解はパズル」と言い切るまでに成長したきっかけ、そして母ちゃんが実際に使って「これは効いた!」と実感したアイテムをまとめました。


① 学研 さんすうタブレット

「遊び」を「学び」に変えてくれた原点。年少の頃から肌身離さず持ち歩き、気づけば算数の基礎を耳と指でマスターしていました。


② くもん はじめてのすうじドリル

書くことを嫌がった次男が、唯一自らペンをとった運命のドリル。0から9まで、自分の力で「書ける」喜びが、その後の足し算への自信に繋がりました。


③ くもん 玉そろばん120

「数」がただの記号ではなく「量」として見える化される最強アイテム。120まであることで、大きな数の世界も怖がらずに楽しめるようになりました。

ひらがなは書けない。でも「0〜9」は書きたかった

次男にとって、ひらがなの練習は苦行のようです。

でも、数字は別。

「数字を書きたい」という一心で、0から9までを自ら進んで練習し、気づけば足し算を始めていました。

「勉強をさせよう」と思ったことは一度もありません。

ただ、彼の「知りたい!やりたい!」という波に乗せただけ。

そんな彼がいま一番夢中なのが、兄のプリントで見つけたこの数式です。

x2 + 5x + 6 = (x+2)(x+3)

年長さんの小さな手が、因数分解を解いていく。

その姿を見て、私は「子供の可能性を大人の基準で決めてはいけないな」と痛感しました。

公文の唯一の弱点、それは「図形」

そんな次男ですが、学習のメインは「公文」です。

公文は計算力をつけるには最強のツールですが、一つだけ、どうしても足りないものがあります。

それが、「図形問題」です。

公文の進度が進めば進むほど、代数(計算)には強くなりますが、図形に触れる機会がほとんどありません。

このままでは、算数の面白さの半分を取りこぼしてしまうのではないか……。

そこで今、私の頭の中にあるのが『図形の極み』という教材です。

「図形の極み」をやりたいけれど、やれない理由

親としては、彼のこの勢いのままに図形も伸ばしてあげたい。

でも、現実には二つの壁が立ちはだかっています。

  1. 金銭面の問題: 習い事を増やすのは、家計にとって小さくない決断です。
  2. 「今」じゃなくていいのでは?という迷い: まだ就学前。
    そこまで勉強に重きを置かなくても、今はまだ遊んでいる時間も大切にしたい。

「やりたい」という欲求と、「まだ早いのでは?」「家計が……」という現実。

この狭間で揺れるのが、ワーママのリアルな本音ですよね。

今は「好き」を育てる時間を大切に

結局、まだ『図形の極み』には手を出せていません。

でも、焦る必要はないのかなとも思っています。

まずは、今彼が楽しんでいる「パズルとしての数学」を、隣で一緒に面白がること

そして、もう少し図形に興味が出てきたり、家計に余裕ができたりしたタイミングで、また考えればいい。

「公文だけでは足りない」という気づきを胸に留めつつ、今日も私は、次男が書き上げた「0〜9」の歪な、でも愛おしい数字に大きな花丸を書いています。

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