ADHD息子の止まらない手! 勉強中でもペンを回し続ける理由とは?【長男成長ブログ】

小学四年生
こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪府在住、男子二児の母です。
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現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

ADHDの特性? じっとしていられない息子の日常

「止まったらあかん」と言わんばかりに、いつも何かしら動いている長男。

ほんの少しのすきま時間ができると、漫画を開いたり、踊り出したり。

“静止状態”がどうも落ち着かないタイプのようです。

食事の時間も例外ではなく、「ごはんできたで〜」と声をかけても、

もしお皿がまだ並んでいなかったら、「まだできてへんやん!」と怒って退散。

「いただきます」ができる状態で呼ばないとダメというマイルールがあります。

準備を手伝ってくれたら早く食べられるのに……と思う母ですが、

そのあたりはまだ成長途中。焦らず見守るしかないようです。

授業中も落ち着かない? 指先が勝手に動く“ペン回し”

学校でもやはり、静かに座っている時間が苦手。

以前は、授業中の手持無沙汰な時に鉛筆の芯をバッキバキに折っていて“鉛筆がかわいそうになるレベル”の落ち着かなさでした(以前のWordPress記事でも紹介)。

そして今、その手の動きは進化しました。

そう、「ペン回し」です。

ペンをくるくる、くるくる。

授業中も休むことなく回り続けます。

注意してもやめられないのは、もはやデフォルト。

「休憩時間に思う存分やったら?」と提案しても、なぜかその時間にはしない。

あくまで勉強中限定で回したいらしいのです。

回しているときの“意識”はどこにある?

最初は「考えているときに手が動くのかな?」と思っていたのですが、

観察してみると、そうでもない。

ペンを回しながら、目線は前、しかも全然関係ないことを考えている様子。

「手が勝手に動く」ではなく、「手を動かしていたい」が正しいのかもしれません。

ADHDや発達障害の子どもによくある「じっとしていられない」特性は、

実は“集中を保つための動き”でもあるといわれます。

でも、現実には「授業中にペン回し」はなかなか許されない行動でもあり、親としては対応に悩むところです。

シャーペン禁止令の理由:芯が壊滅状態

あまりに回すので、家ではついにシャーペン禁止令を発令しました。

理由はシンプル。

回す→落とす→芯が折れる、のコンボが止まらないからです。

出ていたシャー芯だけでなく、中に入っていた芯までボキボキに折れてしまい、結果、シャー芯1ケース(約40本)を1週間で消費

「これはもう、文房具じゃなくて消耗品やな…」と母は苦笑。

現在は落としても壊れにくい鉛筆のみ使用中です。

ただし回せないくらいの短い鉛筆にするとやはり書きにくいようで、❝キレイ❞な字がますます❝キレイ❞になる(笑)、悩ましいところです。

ADHDの「やめられない行動」には意味がある?

「注意してもやめられない」というのは、親としてイライラの種になりがちですが、ADHDの子どもにとっては、“動いていることが安心”という場合もあります。

本人に悪気はなくても、行動を止められない。

そんな特性を知ってからは、母としての見方も少し変わりました。

「ペン回しの名人にならんでもええけど、
自分のペースで集中できる方法を見つけていってほしい」

母としての本音は、そんなところです。

まとめ:止まらない手も、個性のひとつ

ペン回しをやめられない息子に、最初は何度も注意していました。

でも今では、「動いていないと落ち着かない」という特性の一部なんだと理解しています。

ADHDや発達障害のある子どもにとって、“動くこと”は“考えること”とセット。

ペンを回すその手も、彼なりの「安心の形」なのかもしれません。

いつかそのエネルギーが、ペンではなく、彼自身の未来を回していける力に変わることを願っています。

母ちゃん
母ちゃん

今回は以上です。

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note はじめました。こちらにも長男や家族のことについて綴っています。

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