大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
小学校に通う子どもを持つ親の多くが、週末に感じる“ある疲労感”。
それが「上靴(うわぐつ)洗い」です。
昔(母の幼少期)はここまで汚れなかった記憶があります。
校内では外履きと上靴の使い分けがきっちりしていたので、砂や泥で真っ黒になるなんてこと、ほとんどありませんでした。
しかし最近は、なぜか上靴の汚れが深刻。
見た瞬間「これ本当に室内用!?」と疑いたくなるほどの黒ずみっぷり。
毎週末、ため息をつきながら洗面台の前に立つ母がここにいます。
感覚過敏のある子にとっては“上靴洗い”もハードルが高い
長男は発達特性があり、感覚の過敏さを持っています。
そのため、水の冷たさや、泥のぬるっとした感覚、濁っている水に触れることが苦手。
「洗う」という作業そのものがストレスになってしまうため、ついつい母が代わりに洗ってしまうのが現状です。

あと、長男が洗うと洗面台やお風呂場に汚れが飛び散ってしまい、かえって手間が増えてしまう…という理由もあります。
とはいえ、軽くこすった程度では落ちない汚れ。
結果、母の腕は毎週筋トレ状態です。
地味に気になる“環境負荷”も
つけおき洗い、本洗い、すすぎ数回。
上靴ひとつに使う洗剤と水の量を考えると、「これ、ちょっと環境に悪いのでは?」という思いが頭をよぎります。
学校では子どもたちが“エコ学習”をしているのに、家庭では上靴洗いの泥水がどんどん流れていく。
このギャップ、なかなか複雑です。
素材の違いでも差が出るけど…本人のこだわりが強い!
「ビニール製の上靴は汚れにくくて洗いやすい」という情報を聞きつけ、試しに安価な一足を購入してみました。
ところが、長男の反応はイマイチ。

なんか、これイヤやねん
と拒否。
理由を聞いてみると、布製のほうが“かかとの硬さがちょうどいい”らしく、結局いつもの少しだけ値が張るブランドの布製上靴を選ぶことになりました。
サイズアウトしても同じシリーズの上靴を買い替えています。
本音としては、安価な上靴を1学期ではきつぶす→買い替え、というサイクルを希望していますが、本人が好む上靴にそれをすると経済的にも痛いので、本人が快適に過ごせるなら…と母は妥協。
とはいえ、今週末も再びブラシを手に、汚れとの格闘が始まるわけです。
上靴制度の見直しは現場にも必要かも
一部の地域では、上靴制度そのものを見直す動きも出てきています。
清掃を徹底し、室内外で靴を分けない仕組みを採用する学校もあるとか。
もしそうした改革が広がれば、「上靴洗い問題」も少しは解消されるかもしれません。
時代に合わせて、学校のルールも柔軟に変わってほしいものです。
まとめ|“上靴”という小さな課題の中にある大きなヒント
上靴の汚れにため息をつく日常の中には、実は発達特性の子が感じる感覚過敏やこだわり、そして家庭と学校の仕組みのズレが隠れています。
親の立場から見れば「たかが上靴」かもしれません。
でも子どもにとっては、「履き心地」や「感触」が重要な要素。
その小さな“こだわり”を尊重することが、安心して通学できる第一歩なのかもしれません。
次の週末もまた、母はブラシ片手に思います。
「これ、人生でいったい何足分洗うんやろな…」と。

今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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長男のことや家族のエピソードを、もうちょい深掘りして書いてます。
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