大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
自分から症状を伝えられた成長
先日、長男のアトピー治療で皮膚科を受診しました。
今回は、塗り薬が切れたタイミングでの再診。
いつもなら先生の質問に「はい」「いいえ」で答えるだけの息子が、この日は違いました。
「ここがかゆい」「ここはちょっと痛い」と、自分から話し始めたのです。
いままで恥ずかしがっていたのに、少しずつ“自分の体を言葉で伝える力”が育っているんだなと感じました。
でも、先生からのひとことに凍りつきました。

ここまで悪くなると、保湿だけじゃ効果が出にくいですね。ステロイドをしっかり塗ってくださいね
日々の忙しさに甘えて、塗り忘れや十分に保湿ができていなかったことを見抜かれてしまいました。
エピソード①:「ドラゴンのうろこ」みたいな肌
診察のあと、長男が自分の腕を見ながらぽつりと言いました。

オレの肌、うろこみたいやな
その言葉に胸がぎゅっとなりました。
“うろこ”なんて、子どもらしい例えかもしれないけど、その中には、「かゆい」「痛い」「気持ち悪い」が全部詰まってる気がして。
「ドラゴンの子を産んだ覚えはないけど…」と冗談を言おうとしたけど、そのときは、笑えませんでした。
見えていたはずなのに、仕事や家のことに追われて、ちゃんと“見てあげられてなかった”気がして申し訳なさでいっぱいでした。
乾燥して白く粉をふいた腕をなでながら、「ここまでなる前に気づけたらよかった」と心の中で何度もつぶやきました。
だからこれからは、かゆいも、痛いも、言葉になる前のサインを見落とさないようにしたいと思いました。
エピソード②:石けんジプシーの末にたどり着いた「牛乳石鹸」
乾燥がひどくなるたび、「どんな石けんが肌に合うのか」試行錯誤を繰り返しました。
無添加、低刺激、敏感肌用――
いろいろ試してもピンとこない中、昔ながらの“牛乳石鹸”に戻したとき、長男の肌の赤みが落ち着いたのです。
「香りがやさしい」「洗ってもしみへん」と本人の感想。
結果的に“シンプルがいちばん”という原点に立ち返りました。
母ちゃんの反省とこれから
アトピーや乾燥肌は、親の努力だけでどうにかなるものではないけれど、「毎日のケアを丁寧に続ける」ことが、一番の“愛情表現”なんだと気づきました。
塗り薬を忘れず、保湿をサボらず、「今日もすべすべチェックな!」と声をかけながら、親子で笑って過ごせる夜を増やしていきたいと思います。
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母ちゃん、今日もがんばれます。
noteでじっくり綴っています。
「もっと裏話も読みたいかも…」と思ってくださった方は、ぜひのぞいてみてください。


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