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藤川新監督誕生!ルーキー時代から引退までずっと見てきた選手が監督になりました。何だか不思議な感じ。引退後テレビの解説で見せた明瞭な頭脳を現場でも是非発揮してもらいたいです。
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試合があって
我らの阪神タイガース
先日、スワローズの村上宗隆選手が、ポスティングシステムを利用してMLBホワイトソックスと契約を締結したことが発表されました。
日本人選手にとって、MLBは今や「いつかは挑戦したい」憧れの舞台となっています。
しかし、我らのタイガースに目を向けると、心中穏やかではいられません。
現在、才木投手、石井投手、佐藤輝選手、森下選手といった、今のチームを支える脂の乗り切った主力メンバーたちが、将来的な挑戦を希望していると報じられています。
折角迎えた「黄金期」。
これだけの選手が一気に抜けてしまえば、チームの空洞化は避けられません。

球団にとって大きな課題となるこの事態について、ポスティング制度を中心に考えてみたいと思います。
阪神タイガースからMLBへ渡った選手たち
これまでタイガースからメジャーリーグへ挑戦した主な選手を、制度別に振り返ってみます。
1. ポスティングシステムを利用した選手(3名)
- 2006年:井川慶 投手 当時バリバリのエース。
渡米の際は球団との交渉が難航し、当時は「わがまま」というイメージを持たれたこともありました。
しかし、今の丁寧な解説を聞いていると、当時の必死さはそれだけ野球に真摯だった裏返しだったのかもしれません。 - 2022年:藤浪晋太郎 投手
- 2024年:青柳晃洋 投手 この2人に関しては、日本での成績に苦しみ「環境を変えて再起を」という側面が強かったですね。
球団も功労者への配慮として容認した印象です。
ただ現在、藤浪投手はベイスターズ、青柳投手はスワローズでNPBに戻っています。
2. 海外FA権を行使して渡米した選手(3名)
- 2012年:藤川球児 投手
- 2000年:新庄剛志 選手
- 2004年:藪恵壹 投手
ポスティングと海外FA、何が違うのか?
選手が抜ける痛みは同じですが、制度上の性質はこれだけ違います。
| 比較項目 | ポスティングシステム | 海外FA権 |
| 行使の条件 | 海外FA権取得前。球団の許可が必須。 | 一軍登録9シーズンを満たせば、選手の意思だけで行使可能。 |
| 球団のメリット | MLB球団から譲渡金(移籍金)を受け取れる。 | 譲渡金はゼロ。 |
| 選手のメリット | FAを待たずに若くして挑戦できる。 | 移籍金がない分、年俸などの高額契約に繋がりやすい。 |
ポスティングの最大のポイントは「球団の許可」が必要な点です。
戦力ダウンの代わりに譲渡金が入る仕組みですが、裏を返せば「選手を金銭に変える」行為でもあります。
球団にとっては、育て上げた戦力を失う大きな痛みを伴います。
ポスティングを一切認めないホークスの徹底ぶり
この制度に対して一貫した姿勢を貫いているのが、福岡ソフトバンクホークスです。
かつて、千賀滉大投手(現メッツ)が長期に渡りポスティングでの挑戦を訴えても、球団の返事は一貫して「NO」でした。
結局FA権を取得するまで待ち、満を持して海を渡りました。
ホークスのフロントを務めた小林至氏(東大卒の元投手)も語っていましたが、ホークスには「世界一を目指す球団」という明確な方針があるそうです。
「MLB移籍を上のステージへの『挑戦』と捉えるのは、NPBを格下と認めること。NPBをMLBと肩を並べるリーグに引き上げようとするなら、ポスティング容認は言行不一致になる」という論理です。

この、チームの根幹に関わる信念に基づいた経営判断は、高く評価されるべきでしょう。
個人的な意見:ポスティングは原則「NO」でいい
過去に容認した前例がある以上、タイガースが全拒否するのは難しいかもしれません。
しかし、過去の3人(井川投手・藤浪投手・青柳投手)は、当時のチーム状況や本人の成績を鑑みた「例外的な対応」だった筈です。

今の主力たちが相次いで志願している現状には、あえて「待った」をかけるべきだと、個人的には考えています。
選手の夢は応援したいですが、球団の勝利、そしてファンへの責任を考えれば、基本は「海外FA権の取得」まで待つべきではないでしょうか。
そもそもFA制度は、入団時に球団を選べない選手たちのために「移籍の自由」として作られたものです。
それに対して、入った球団によって「できる・できない」の差が出るポスティングシステム自体、不公平な制度に感じてなりません。
どうしても容認せざるを得ない場合でも、「海外FA権取得の1年前まで」といった明確な基準を設けるべきです。
それ以上に早い流出を安易に認めることは、育成投資の回収やチーム戦力の維持という観点からも、避けるべきではないでしょうか。
ポスティングという「球団の善意」に頼る歪なシステムが続く限り、ファンは毎年この不安に怯えることになります。
選手の挑戦を後押しするのは、本来「FA」という勝ち取った権利であるべきです。

入団した球団で運命が決まってしまうような不公平をなくし、プロ野球界全体が健全な競争を維持するためにも、今こそこの制度のあり方を考えて欲しいと日々願っています。
皆さんは、この「主力流出の危機」をどう感じていますか?
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