我らの阪神タイガース
平野恵一さん
かつて、タイガースとバファローズで活躍した平野恵一さん。
今年から、台湾プロ野球の「中信兄弟」で監督を務めていて、就任1年目で半期優勝を飾ったと報じられています。
その平野さんと言えば、小柄な体ながらガッツ溢れるプレーが代名詞でした。
また、内外野どちらも守れる器用さで、矢野政権時代の佐藤輝選手の如く、試合中にセンターとセカンドの往来が多い選手でした。
2010年9月9日(木)の対ドラゴンズ戦で
平野さんで印象的なプレー?!の一つに、2010年9月9日(木)の対ドラゴンズ戦のあるシーンがあります。
10回裏の攻撃中、1死満塁でタイガースは一打サヨナラのチャンス。
しかし1塁で憤死しダブルプレーとなったブラゼル選手が審判に暴言を吐いて退場。
これで延長11回へ突入するのですが、控えの野手を使い切っていた為、ブラゼル選手の代役に、ベンチ入りしていた西村投手を急遽ライトで出場させる羽目に…。
極力西村投手に守備機会が及ばないよう、相手が右打者の時は西村投手をレフトに、左打者の時はライトに就かせました。
11回に登板した藤川投手、12回の福原投手の速球を引っ張るのは困難ではないかとの判断から、 このようなことになりました。
西村投手が‘右往左往’したと言うことは、当然もう一人も‘右往左往’し、その相手が平野選手だったのです。
この試合、現地で観戦していたのですが、西村投手と平野選手が相手打者によって、トボトボ守備位置が代わる姿が何とも滑稽で、大変に印象に残った試合でした。
場内アナウンスも、最初は交代の度にきっちりしていたのが、途中から「西村がライトに、平野がレフトに入ります。」(ちゃんと覚えて無いけど、確かこんな感じ。)みたいに簡略化されていきました。
結局、試合は延長12回引き分け。
試合時間も無駄に長引き5時間21分のロングランで、私もヘトヘトになって帰宅したのを思い出します。
ブラゼル選手の退場に巻き込まれた面々のテーブルスコアには、
「(二)右左右左右左 平野」
「右左右左右 西村」
「(中)右左中 藤川俊」
「中一 浅井」
等と、刻まれました。
平野選手と西村投手は、コンピューターゲームのコマンドみたいw
そもそも、平野選手はこれまでにレフトは殆ど守ったことは無かった筈やし、浅井選手に至っては、ファーストを守ったのがこの試合が唯一の記録となりました。
頑張れタイガース!
今回は以上です。
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《夕食前に勉強をやるのが嫌》
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