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試合があって
我らの阪神タイガース
昨日のブログでは、デュプランティエ投手の帰国について書きました。
今日は、2025年の日本シリーズを振り返る上でどうしても外せない、第2戦の先発デュプランティエ投手の起用について振り返りたいと思います。
才木投手ではなく、デュプランティエ投手
「2戦目の先発は才木投手」と大方の予想の中で、
実際にマウンドに上がったのは、2ヶ月ぶりの登板となるデュプランティエ投手でした。
この起用には、球児監督なりの狙いがあったはずです。
今回の日本シリーズでは、先発に村上投手、才木投手、髙橋投手、大竹投手はまず確定していたと思われます。
そこに5人目を誰にするか─デュプランティエ投手、伊原投手、早川投手、伊藤将投手あたりの争いやったと思われます。
伊原投手はルーキーながら前半戦で5勝を挙げるも、後半戦は失速。
早川投手は育成から這い上がり、先発で2連勝を飾りましたが、日本シリーズの先発を任せるにはまだ実績が乏しく、勇気のいる判断でした。
伊藤将投手は前年の不調から復活を遂げたものの、8月以降は勝ち星がなく、9月には大量失点での3連敗と再び調子を落としました。
そうした中で、結局球児監督が選んだのは、8月以降登板がなかったものの、シーズンで6勝を挙げた実績を持つデュプランティエ投手。

経験値を買われての抜擢だったのでしょう。
そして、そのデュプランティエ投手を、第2戦に立てたのです。
この‘順番’こそが、今シリーズ最大のポイントだったように思います。
なぜ2戦目だったのか?4つの理由
① モイネロ投手との‘勝負を避けた’
第2戦のソフトバンク先発は、当初、絶対的エースのモイネロ投手が予想されていました。
おそらく球児監督は、「ここで才木をぶつけて落とすより、別のカードで勝ちにいく」という計算をしていたのでしょう。
しかし結果的に、モイネロ投手は第2戦に登板せず、甲子園球場での第3戦に回り、結局才木投手と対戦することに。
この‘想定外’が、タイガース側のローテーションの読みを狂わせました。

勝負の世界では、こうした小さなズレが大きな流れの差になるものです。
② 負けても1勝1敗で甲子園に帰れる
第1戦を村上投手で取れれば、第2戦はある意味「試せる試合」。
仮にデュプランティエ投手で落としても、1勝1敗で甲子園に帰れる。
逆に勝てば、2連勝でホームに戻る最高の展開です。

藤川監督としては、ここで勝負に出る価値があると判断したのでしょう。
③ 「4つ勝つ」ではなく「3つ負けられる」発想
ペナントレースにおいて「どう勝つか」よりも「どこで負けてもいいか」を考えるケースがあります。
球児監督も「まだ3つ負けられる」――そんな逆算の中で、このタイミングでデュプランティエ投手を使う決断をしたのかもしれません。
しかし、短期決戦においては「3つ負けられる余裕」は無い筈。

目先の勝ちに拘った方が良かったかも知れません。
④ デュプランティエで“流れ”を変えたかった
2ヶ月ぶりの実戦登板。
もしここで好投すれば、チーム全体のムードが一気に上がる。
「デュプランティエ投手で勝てば、流れは完全にタイガースへ」

ある種の博打ではありますが、そんな“勢い”を呼び込もうとした思いも、きっとあったと思います。
しかし、勝負は紙一重
結果だけを見れば、リスクの高い選択が裏目に出てしまいました。
デュプランティエ投手は2回持たず7失点で降板。
本来のキレ、コントロールとも見られず、ホークス打線にペースを握られてしまいました。
ここで、ホークスに流れを渡してしまい、その後も流れを取り戻すことができず、タイガースはそのままシリーズ全体でも後手に回る展開に。

「もし才木投手が2戦目だったら…」という声もありましたが、ただ、正直なところ、勝負はそこまで単純では無いと思います。
ほんの少しの判断、たった一球で結果は変わる。
それが短期決戦の怖さでもあり、面白さでもあります。
球児監督の‘意図’を、いつか聞いてみたい
第2戦のデュプランティエ投手起用。

この決断に、球児監督はどんな思いを込めていたのだろうか。
正直、ファンとしてその‘真意’を聞いてみたい気持ちはあります。
端からこのローテーションを決めていたのか?
初戦を取ってから変えたのか?なども。
しかし、少なくとも監督をされている間は語られることはないでしょう。
勝負の舞台に立つ人ほど、決断の理由は胸の中にしまうものです。
いつか、監督業を離れた後に、あの試合の考えを静かに語ってくれる日を楽しみにしたいですね。
もし私なら─ローテーションの組み方
もし私なら、ローテーションは、村上→才木→大竹→髙橋→デュプランティエ の順番が良かったと考えます。
第1戦は村上投手で異論なし。
第2戦は相手投手が誰であれ、シリーズの勢いを左右する重要な試合として才木投手を。
第3戦はプレッシャーに強く、安定感のある大竹投手。
第4戦に髙橋投手、そして第5戦にデュプランティエ投手。
基本的に、第1~3戦に投げる投手は、6、7戦目にも再登板の可能性があります。
逆に4、5戦目の投手はリターン登板の余地が少ない。

そう考えると、久々の実戦登板となるデュプランティエ投手を第2戦に持ってくるのは、やはりリスクが高かったのでは無いかと感じます。
勿論、これはあくまで‘結果を見た後’の意見。
勝負の世界では、事前に完璧な答えなど存在しません。
あくまでも、一ファンとしての考察です。
苦い敗戦の中にも、次につながるものを
今回の第2戦は、結果としてシリーズの流れを変えてしまう一戦となりました。
しかし、球児監督が下した決断は、迷いや逃げではなく、信念の選択だったと思いたいです。
選手を信じ、チームを信じたうえでの勝負。
勝負事は紙一重。

この経験が、きっと来季の藤川阪神をさらに強くする出来事であって欲しいです。
そして、私たちファンも、信じることの難しさと尊さを、あの第2戦で改めて感じました。
来年こそ、あの悔しさを笑顔に変えるシーズンになることを願っています。
頑張れタイガース!

今回は以上です。
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《毎年のように「着ない」「イヤ」「暑い」の三連発。》
  
  
  
  




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