【発達障害の息子と公文の壁】覚えない・読まない・席を立つ息子と母のリアルな宿題バトル【長男成長ブログ】

小学四年生
こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

また今日も始まってしまった…

そう感じるのは、公文の宿題タイム。

ADHD傾向のある長男と机を挟んで向かい合うと、空気がピリッと張りつめます。

宿題中、バトル発生の瞬間

同じプリントを3回目に取り組んでいた日のこと。

母ちゃん
母ちゃん

公式、もう覚えた?

長男
長男

覚えない

母ちゃん
母ちゃん

いやいや、覚えへんかったら解けへんやん。声に出して3回言ってみ?

長男
長男

3回で覚えられるわけないやろ

母ちゃん
母ちゃん

3回が大事なんちゃうねん。本筋そらさんといて。3回でムリなら5回言ってみたらええやん

長男
長男

でも覚えられへんねん…(←口に出して覚えるのをしたくないのでしない)

母ちゃん
母ちゃん

“覚えない”って言い切るなや〜

……結果、沈黙。母、軽く沈没。

「覚える気がない」のか、「覚えられない」のか

発達障害のある子どもにとって、“覚える”という行為そのものが大きなハードルになることがあります。

「覚えたいのに頭に残らない」「同じことをしても次の日には忘れてしまう」

そんな本人なりのもどかしさが、確かにあるんです。

でも、親の立場から見れば「公式を覚えたらすぐ解けるのに」と思ってしまう。

それが、親子のすれ違いを生むんですよね。

一見、“覚える気がない”ように見えて、実は「覚え方」や「理解の仕方」がその子に合っていないだけというケースも多いです。

頭ではわかっているんです。

でも、つい感情が先走ってしまう。

そしてつい言ってしまうんです。

「そんなに覚えるのイヤなんやったら、公文もうやめたら?」って。

言ったあと、毎回「また言うてもうた…」と自己嫌悪。

でも、そう簡単に冷静ではいられないのが、家庭学習のリアルなんですよね。

集中力が続かない、読まずに解く、席を立つ…

算数の内容が難しくなってきたこともあり、集中力はどんどん落ちてきています。

問題文を読まずに解きはじめたり、途中で急に席を立ったり。

母は「せめて一問終わってから立って」と1000回くらい言いましたが、なかなか届かず。

途中で離席して戻ると、どこまで解いたか確認せず次に進んでしまう。

結果、答えが出ていないのに次の問題へ突入するという、よくあるパターン。

見るだけで途中と分かるはずなのに、本人はスルー。

これは単なる集中力の問題ではなく、“確認”の苦手さが関係しているのかもしれません。

字の読みづらさも地味にハードル

長男のノートを見ていると、字がなぐり書きで読めないこともしばしば。

「x」と「()」の区別がつきにくく、「a」と「9」もそっくり。

自分でも何を書いたか分からなくなって、答え合わせができないという悪循環。

これも学習の進みづらさに拍車をかけています。

公文の“繰り返し学習”でも改善しにくい壁

公文の良さは、同じプリントを何度も繰り返すこと。

でも、長男の場合、5回やっても間違える場所が同じ。

理解できていないのか、忘れてしまうのか。

努力が結果につながらない日々に、母も少し不安になります。

「これで本当に力になってるのかな…」と。

それでも「続けたい」と言う理由

母としては、「覚えない」「読まない」「途中で立つ」この三拍子で正直ヘトヘト。

でも、長男は「公文はやめたくない」と言い張ります。

おそらく、本人にとって公文は“安心できる場所”なんだと思います。

友だちがいる環境で、先生にやさしく見てもらえる安心感。

それが続けたい理由なのかもしれません。

母の学び:完璧じゃなくても、続ける意味がある

「覚えないならやめたら?」とつい言ってしまうけど、心のどこかでは「やめさせたくない」と思っている自分がいます。

発達障害の子の勉強は、“結果”より“過程”が大事。

今日も机に向かっただけで、十分すごい。

そう思えるようになるまで、母も修行中です。

母ちゃん
母ちゃん

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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note はじめました。こちらにも長男や家族のことについて綴っています。

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