大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
衣替えの季節、またしても始まった冬服バトル
秋の風が吹きはじめると、世の中は衣替えシーズン。
でも、うちの長男にとっては“冬服”が天敵なんです。
半袖から長袖に切り替わるこの時期、
毎年のように「着ない」「イヤ」「暑い」の三連発。
動きやすさ重視なのもあるけれど、
おそらく発達特性による感覚の過敏さも関係しています。
動きづらい服は「ムリ」のひとこと
重ね着、厚手の生地、首回りの締めつけ。
これらがすべて苦手ポイント。
とくに拒否反応が強いのが、マフラー・ジャンパー・ジャケット。
去年なんて、家を出るまではジャンパーを着てたのに、玄関を出た瞬間に脱ぎ捨てて、ランドセルにねじ込んで登校してました。
母は思わず二度見。

いや、今の気温、10度切ってるけど!?
でも手袋はなぜか平気
マフラーはダメなのに、手袋は意外と大丈夫なんです。
去年の冬はなんと、“半袖Tシャツ+手袋”で出かけようとした日もありました。

それ、どういう温度バランス?
とツッコミを入れたくなる母。
本人は「寒い〜」と言いながらも、上着を着るよりはマシなんだそうです。
細身ゆえのズボン問題
もう一つの冬の難関がズボン。
長男は細身タイプなので、ウエストに合わせると丈が短く、丈に合わせるとウエストがぶかぶか。
どちらにしても「なんか気持ち悪い」と着たがりません。
丈が中途半端になると肌に当たる感覚が気になるようで、結果、履けるズボンが限られる…。
母は心の中でつぶやきます。

頼むから長ズボン履いてくれぃ。
冬でも薄着、そして暖房フル稼働
服の好みは家でも変わりません。
冬でも、部屋では薄手の長袖1枚+短パンスタイル。
寒い寒いと言いながら、着こむのはイヤ。
結果、どうしても暖房器具に頼りがちになります。
ただ、今のご時世、電気代もガス代もバカにならない。
母の頭の中では、「暖房費」と「感覚のこだわり」のはざまで葛藤の日々です。
感覚過敏がある子にとっての“服の違和感”
発達特性のある子どもにとって、服の「着心地」や「締めつけ感」は、周りの大人が思う以上に大きなストレスになります。
温度や見た目よりも、“肌ざわり”や“動きやすさ”が優先されるのです。
無理に着せても、かえって不快感が増して朝から大荒れ…なんてことも。
母の学び:「体感温度の差」を理解する
「寒いのに何で着ないの?」と思ってしまいがちですが、本人にとっては「着たほうがツラい」んですよね。
母としては心配になりますが、強引に着せるより、着られる服を一緒に探すほうが現実的。
肌ざわりの良いインナーや軽めのアウターなど、少しずつ“折り合いポイント”を見つけるのがコツです。
まとめ:今年の冬もマイペースでいこう
発達障害や感覚過敏のある子どもにとって、「衣替え」はただの季節イベントではなく、小さな挑戦の積み重ねです。
無理に周囲と同じペースに合わせるのではなく、その子の感覚を尊重しながら、少しずつ冬に慣れていけたらいい。
母の心の声はこうです。

まぁええか。今年も手袋だけでもつけてくれたら上出来やな。

今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんの応援が力になります!
  
  
  
  

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