大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
紐靴にあこがれる長男。でも現実はなかなか手強い
小学4年の長男が、最近「紐靴がほしい」と言い出しました。
理由を聞くと、「みんな履いてるから」とのこと。
この“周りと合わせたい気持ち”は、まさに成長の証だと思います。
でも母としては、すぐに未来の光景が浮かびました。——結ばないまま歩いている長男の姿です。
うちの長男は、マジックテープの靴ですら開けずに足を突っ込む派。
その結果、かかとはベコッと折れ、靴はどんどん変形していきます。
見ているだけで、こちらの足が痛くなるほどです。
発達特性ゆえの“めんどくさいスイッチ”
長男にはADHDの傾向があり、「今やりたいこと」が最優先になります。
「靴を履く=外に出る」という目的は理解していますが、その途中の手順(マジックテープを開ける・整えて履く)は“めんどくさいこと”として処理されてしまうようです。
結果、「開けない→つっこむ→潰れる→歩きにくい→イライラ」という自己ループを日々繰り返しています。
この“めんどくささ”は意欲の問題ではなく、集中のしにくさや切り替えの苦手さといった発達特性も関係しているように思います。
頭では理解していても、行動に結びつかないことが多いのです。
紐靴を選ぶ前に考えること
「みんなと同じがいい」という気持ちは大切にしたい。
でも、安全面も無視できません。

もし紐がほどけたら?
と聞いてみると、

結ばへん。めんどい
即答しました。
そのため、今は見た目は紐靴でも実はゴム仕様のスニーカーを検討中です。
脱ぎ履きがしやすく、見た目も少し“大人っぽい”。
本人のあこがれと特性のバランスが取れた、ちょうどいい選択かもしれません。
【エピソード①】かかとカバー事件
ある朝、登校中の長男の足元を見ると、かかとが完全に潰れてペタンコになっていました。
靴下まで擦り切れているのに、本人は平然としています。

これ、痛くないん?
と聞くと、

ちょっと変な感じはするけど気にせぇへん
と返答。
“痛い”より“めんどくさい”が勝つタイプなんでしょう。
母としてはそのたびに靴を見て、ため息をついてしまいます。
【エピソード②】砂じゃり事件
ある日の帰宅後、靴を脱いだら中からザザーッと砂の音。
まるで砂時計かと思うほどの量が出てきました。

気持ち悪くなかったん?
と聞いても、

うーん…ちょっとジャリってしてたけど、まぁええかと思って
とのこと。
発達特性のある子は、こうした不快感をスルーしてしまうこともあります。
小さなことのように見えて、母にとっては心配の種です。
まとめ:「結ぶ」より「履ける」を大切に
紐靴へのあこがれは、成長の一歩です。
でも母としては、“見た目より履きやすさ”を大切にしたいと思います。
周りと同じを目指すより、自分のペースでできる形を見つけるほうが、ずっと意味がある。
きっと、いつか自然と結べるようになる日がくるはずです。
それまでは、まず「マジックテープを開けて履く」ところから。
それで十分です。
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母ちゃん、今日もがんばれます。
長男のことや家族のエピソードを、もうちょい深掘りして書いてます。
のぞいてもらえると、めっちゃうれしいです。

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