自閉症の特性!?勝ち負けへのこだわりが強い

年長
こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪在住、男子二児の母ちゃんです。
ご訪問ありがとうございます。
現在年長の、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHDと診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

長男は勝ち負けのこだわりが強いです。
勝ち負けのあるゲームに参加するのが難しいことがあります。

じゃんけん

じゃんけんひとつでも負けるのを許されないため、ずるをしてしまうことがあります。

じゃんけんのルールは理解できているし、ぽん、のときに手を出すタイミングも合わせることができます。

ですが、負けるのが嫌なので出した手を変えてしまったり、負けてしまうと

長男
長男

いまのなし

もう一回

となってしまいます。
お友達や家族とじゃんけんをして負けるのが嫌なのは年齢的にもまあ、理解できなくもないですが、
翌日の通学、通勤を考えると憂鬱になったり倦怠感がでてくるブルーマンデー症候群に似たような状態になってしまう国民的アニメのエンディングのじゃんけんですら負けることは
絶対に
許されないのです。
負けないように後だしをして、

長男
長男

勝った勝った

と満足そうにしています。

椅子取りゲーム

通所している児童発達支援の、小集団での療育を行っているところで、椅子取りゲームをおこなうプログラムの日がありました。

療育の先生
療育の先生

長男くんも一緒にやろうよ

何度か声をかけてくれたのですが

長男
長男

やらない

の一点張りでその日は参加することはできませんでした。

母ちゃん
母ちゃん

ルールがよく分からないから

やらなかったのかもしれないな

と思ったので、帰宅後、落ち着いているときに聞いてみると

長男
長男

椅子取りゲームのルールは知ってるよ。
園でやったことがあるから。
フルーツバスケットも園でやったことあるよ。
椅子取りゲームはしたくないんだよ。

とルールは理解しているようでした。

次回の椅子取りゲームのときは、

  • 参加人数と椅子の数を同じにする
  • 速く椅子に座れた人が勝ちではない
  • 音楽に合わせてかっこよく踊って、音楽がとまったらかっこよくポーズをきめてから、椅子に座った人の勝ち

という特別ルールが設定されました。

このルールだと、長男は楽しんで参加できました。

勝ち負けは一応ありますが、本来のルールと違い椅子に絶対に座れるという安心感と
仮に負けても、お友だちと踊ったりかっこいいポーズを見せ合ったりして楽しいという気持ちが多く敗北感が少ないからではないかと思います。

個別指導計画

勝ち負けがはっきりつくゲームに参加する

療育で作成してもらっている個別指導計画です。

  1. 提示された選択肢の中からゲームに参加する方を選び、一部に参加する(例2回目から参加する、鬼役やスタート係をする)
    ●●したら勝ち❞等と勝ち負けを伝えない
  2. ゲーム中やゲーム後に長男にとって興味のある物や活動があることで、一部に参加する(例、怪獣を倒す、かっこいいポーズをする、おもちゃがたくさんもらえる)
    ●●したら勝ち❞等と勝ち負けを伝える
  3. ゲーム中やゲーム後に長男にとって興味のある物や活動があることで、最後まで参加する(例、怪獣を倒す、かっこいいポーズをする、おもちゃがたくさんもらえる)
    ●●したら勝ち❞等と勝ち負けを伝える

とステップを踏んでもらっており、少しずつ参加できるようになってきています。

また、負けたときに気持ちを切り替えられるようになってほしいと思っています。

ゲームを嫌々ではなく、楽しく参加できるようになれば、
長男もお友だちと仲良く関われる機会が増えるのではないかと考えています。

母ちゃん
母ちゃん

ゲームは勝つか負けるかわからなくて
ドキドキするから楽しいんだよ

母ちゃん
母ちゃん

一回負けても、次は勝つかもしれないよ

母ちゃん
母ちゃん

ゲームには勝つ人と負ける人がいるよね

誰かが勝つと、他の誰かが負けるね

と伝えてはいるのですが、勝ち負けへのこだわりが強すぎて、
なかなか気持ちをコントロールするのが難しいようです。


長男
長男

ゲームを楽しむ<勝ち負けが気になる

になってしまうようです。

負けた時に気持ちを切り替える

こちらも同様に療育で作成してもらっている個別指導計画です。

  1. 場面を指示されて、負けた時の対応方法と次に勝つための方法を答える
  2. 事前に確認した後、実際の場面で、負けた時の対応方法を実践する
  3. 事前に確認した後、実際の場面で、負けた時の対応方法を実践し、次に勝つための方法を考える

この先、集団生活をしていくなかで、勝ち負けがあるゲームに参加せずに生きていくのは難しいです。

何かを決めるのにじゃんけんで決めることもあるでしょうし、運動会も点数でどの組が勝つかを競います。

強いこだわりがあると長男も、周りの人もしんどいと思います。

自分の気持ちを切り替える方法を理解し、その方法を実践できるようになれば長男が生活しやすくなるかなと思います。 

今回は以上です。

母ちゃん
母ちゃん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

長男も楽しんでやっています


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