うすだいだいいろと色のこだわり

年長
こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪在住、男子二児の母ちゃんです。
ご訪問ありがとうございます。
現在年長の、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHDと診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

うすだいだいいろに母ちゃん思考停止

先日、長男が塗り絵をしているときに

長男
長男

イーヴィ塗りたいから、
色鉛筆のうすだいだいいろ削って!

母ちゃん
母ちゃん

え?うすだいだいいろ
どれ?

長男
長男

これだよ

と渡されたのは、私の世代でいうところの❝はだいろ❞でした。

母ちゃん
母ちゃん

そっか。今は❝はだいろ❞って言わないんだよね。
うすだいだいいろって言われて
3秒ぐらい思考停止してしまったわ。

長男が塗った塗り絵です

100均で買いました

色へのこだわり

だいだいいろ≠オレンジ

長男は色へのこだわりが強いので、色の名前を言うときに間違えると怒ります。

色鉛筆にだいだいいろと書いてあるものをこちらが、

母ちゃん
母ちゃん

オレンジ

と言ってしまうと、

長男
長男

これは、だいだいいろ。オレンジじゃない!

と怒りながら言います。

園でのボール遊びの時

色がいくつかあるときは自分が好きな色を選べないと、大きな声で泣き叫びます。

園のお友だちはそれが分かってくれるので譲ってくれることが多いです。

みんなでボールを使うとき、長男が好きな青色のボールが他のお友だちに先に使われてしまい、
緑色のボールしか残っていなかったそうです。

長男は大声で泣き出してしまい、ボール遊びができる状態ではなくなってしまったため、
青色のボールをもっていた子が

お友だち
お友だち

はい、長男くんの好きな青だよー

と譲ってくれたそうです。

園の同じ組の子は、優しい子が多くてありがたいです。

進んで長男と遊んでくれたり、隣に座ってくれる子もいます。

次男とコップのエピソード

色のこだわりが強いため、次男に対しても譲ることは難しいことが多いです。

青色と黄色のコップにお茶をいれて持っていくと

次男が先に青色のコップに手をのばしていてもすかさず、

長男
長男

青がいい

と言って次男の手からコップをとろうとしました。

次男が抵抗すると、お茶がこぼれようがおかまいなしに全力でとりにいってしまいます。

次男を押し、尻餅をついて泣いていても関係ないです。

母ちゃん
母ちゃん

次男が先に青を使ってたんだから、とったらだめだよ

と言っても、

長男
長男

でも、青がいい

母ちゃん
母ちゃん

中身は同じだよ。
今日は黄色を使ってね。

なかなか、納得できず、

長男
長男

じゃあ、お茶いらない

という反応になったり、ある時は、

長男
長男

次男が飲み終わったら、青のコップを洗ってそれにお茶いれて


と次男にその場では譲ることはできましたが、どうしても青のコップを使いたいようでした。

療育先で青色とピンクのはさみ

療育先のプログラムで、工作の際に、

  • 長男の好きな青色のはさみとピンクのはさみを用意
  • 先生があえて長男の好きな青色のはさみを使い、長男にピンクのはさみを渡す

という場面設定をしてもらいました。長男は

長男
長男

はさみ貸してください

と言えることはできました。

療育の先生
療育の先生

はい、どうぞ

とピンクのはさみを渡されると、その場で固まってしまいました。

長男
長男

ピンクはきらい
青がいい

と自分の気持ちを言えていましたが、今日のプログラムの主旨通り

療育の先生
療育の先生

青色のはさみは先生が使っているから、
長男くんはピンクのはさみを使ってください

と青色は貸してもらえませんでした。

母ちゃん
母ちゃん

長男はどうでるかな
泣くかもしれないな

と様子を伺っていましたが、泣くことはなく、

長男
長男

先生が終わったら青を貸してください

と落ち着いた様子で言っていました。

療育の先生
療育の先生

それだと、工作できないよ?
先生が終わるまで見てる?

長男
長男

工作やりたい

療育の先生
療育の先生

じゃあ、ピンクのはさみを使って切ってね

工作をやりたい気持ちが勝ったのか、ピンクのはさみを使って切り始めました。

療育が終わったあと、

母ちゃん
母ちゃん

ピンクのはさみを使ってたね。

頑張ってたね。

とほめると、

長男
長男

先生だから(我慢した)。
他の子だったら嫌だった。

と言っていました。
お友だちや次男相手だと、自分の好きな色でないと納得することはなかなか難しいようです。

  • いつも好きな色を使えるわけではない
  • お友だちが必ずしも譲ってくれるわけではない

今まで周りの環境に恵まれていたのもあり、長男はまだこの認識が甘いと感じています。

自分が好きな色を選択できない場合の、
気持ちのコントロール、気持ちの切り変え方を身につけていくことが課題です。

今できることとして、家では
長男が一番好きな青色と二番目に好きな黒色を用意して、
次男に青色を譲る(次男も青色が好きなので青色を選びます)ことができたら、

母ちゃん
母ちゃん

えらいねぇぇぇぇ!!!
次男も青が好きだから譲ってくれてありがとうぅぅぅ。
母ちゃんうれしいぃぃぃ!


と大げさにほめるようにしています。

青色とピンクだと難しいですが、
青色と黒、青色と紫
だと少しずつですが青色を譲れる場面も増えてきています。

今回は以上です。

母ちゃん
母ちゃん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

長男も楽しんでやっています


実際に使っているものとは違いますが、塗り絵はポケモンの名前を覚えながらやっています。

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