大阪在住、男子二児の母ちゃんです。
ご訪問ありがとうございます。
現在年長の、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHDと診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
こちらの記事の続きになります。
検査の結果をふまえ、今後どういう風に長男に接したら良いか説明がありました。
支援のポイントを記録しておきたいと思います。
※以下に記載する内容は、いただいた検査所見を抜粋し、まとめたものです。
あくまで検査時点の長男の発達状態から考えられることです。
参考としてご覧ください。
伝える際の工夫
十分に注意を引いておくことが大切
語彙が豊富であるため、指示理解自体は概ね良好であることが多いと思われます。
ただし、様々な刺激に注意が移りやすいところがあるため、相手の話に集中しづらいところがあります。
話をする際には十分に注意を引いておくことが大切です。
そばで、目線の高さを合わせた上で名前を呼んで注意を引きます。
名前を呼ぶ時に、肩を軽く叩く、手を軽く引くのも良いでしょう。
特に、何かをしている時に話しかけられた時には、返事はするものの、話の内容が頭に入っていない様子が見られます。
例えば、絵本を読んでいる時であれば絵本のページを閉じさせてから話すなど、手を止めさせてから話すようにします。
具体的に、字義通りに伝える
相手の話の本質、特に言語化されていない事柄に気づきにくいところが認められます。
また、自分の思い込みのままに理解し、検査に取り組む姿も見られます。
このため、本人の誤解や勘違いを防ぎやすいように、具体的に、字義通りに伝えるようにします。
目の前のことに集中して取り組みやすいように
活動予定を書きだしたメモを見せながら今することを伝える
❝いつ❞、❝どこで❞、❝何をする❞、❝終わった後の予定❞などを前もって伝えられると、理解して行動に移すことができると思われます。
ただし、他のことに興味が移って目の前の活動が疎かになってしまうことはあるため、❝今するべきこと❞を思い出しやすいように、活動予定を書きだしたメモを用意しておくとよいでしょう。
それを見せながら、今することを伝えると良いです。
視界に入らないような環境を
目の前の活動に関係しないものが視界に入ったり聞こえてきたりすることで、集中しづらくなるところは認められます。
このため、目の前の活動に集中しやすいように、活動に関係しないものが視界に入らないようにするといった環境を統制しておくと良いと思われます。
例えば、通園先の設定場面(今後の小学校の授業中)であれば、活動に関係しない掲示物やおもちゃを隠す、といった配慮があると良いでしょう。
席も様々なものが視界に入らないように廊下側や窓側を避けておくと良いです。
不適切な言動への対応
大人が理解しながら対応することが大切
検査中の立ち上がりなどの不適切な行動は、故意ではなく、気づけばそうした行動をとってしまっているといった様子であったことから、叱責や注意で改善するものではないでしょう。
特にそうした言動がよくないことを自身もわかっていると思われます。
❝よくないとわかっていてもやってしまう❞という思いを大人が理解しながら対応することが大切です。
適切な言動を見つけて褒める
不適切な言動に注目して大人が怒るのではなく、適切な言動を見つけて褒めるようにします。
褒められることで、またその適切な言動をしようという意欲を高めることができる上に、自信も育むことにもつながります。
特に、よいところ、できていることはしっかりと褒めたり、労ったりしてあげます。
当たり前にできていることでも褒めてあげます。
どうすればよいかを具体的に繰り返し伝える
不適切な言動に対して、「△△したらダメ!」と伝えただけでは、どうすればよいのかわかりにくいことがあると思われます。
その上、❝ダメ❞ということばが強く頭の中に残って、自信をなくしてしまう恐れもあります。
このため、「〇〇してね」とよい行動(どうすればよいか)を具体的に伝えるようにします。
一度言われただけでは指示に応じないこともあると思われますが、その時は「〇〇してね」と同じ内容を、同じ表現で、同じトーンで繰り返し伝えるようにします。
今回は以上です。
今後は長男の現状と私の思う所などを書いていきたいなと考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんの応援が力になります!
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