45年ぶり「投手の選手会長」誕生！村上投手が担うタイガース選手会の新時代【野球話】

我らの阪神タイガース

11/28：45年ぶり「投手の選手会長」誕生と新体制の顔ぶれ

昨日（11/28）、来シーズンの選手会役員が発表されました。

村上頌樹投手が中野拓夢選手から受け取ったバトン

今シーズンまでの２年間、チームをまとめ上げてきた中野拓夢選手から、来シーズンの選手会長バトンを受け取ったのは――村上頌樹投手。

副会長は今シーズンに続いて湯浅京己投手、そして新たに榮枝裕貴選手が加わります。

役員には、石井大智投手と森下翔太選手が入り、フレッシュながらも信頼感のあるメンバーが揃いました。

そして今回、ひときわ注目を集めているのが「投手の選手会長」の誕生です。

タイガースで投手が選手会長を務めるのは、小林繁さん以来45年ぶりです。

選手会長ってどんな仕事？「投手会長」のレアさ

球団とのパイプ役から社会貢献まで——縁の下の力持ち

選手会長というと、チームの精神的支柱というイメージが強いですが、実はそれだけではありません。

球団とのパイプ役になったり、契約更改の時期には選手の意見を集めて伝えたり、球場環境やサービス向上のための要望をまとめたり、社会貢献活動の旗振り役を務めたり…。

プレー以外の仕事量も多い、影の苦労人でもあります。

そのため、日常的に多くの選手とコミュニケーションを取る野手が会長に選ばれることが殆どです。

なぜ村上頌樹だったのか——見える「信頼」と「人柄」

物静かでも芯は強く　若いチームを支える精神的支柱

そんな中での村上投手の就任。

勿論、成績や知名度もありますが、理由はそれだけではないでしょう。

村上投手と言えば、普段は物静かで落ち着いていて、余計なことを言わないタイプ。

しかし一方で、試合中は芯の通った強さを見せ、どんな場面でも淡々と自分の投球を貫くメンタルの強さが光ります。

シーズンを通して安定感を保ち、裏でも表でも手を抜かない真面目さ。

その、誠実さやブレない姿勢こそ、会長任命の最大の理由なのかもしれません。

また、若い選手が多いチームにとって、村上投手の存在は精神的支柱としての役割も大きいはずです。

投手が会長になるメリットを改めて感じさせてくれる人選と言えるでしょう。

村上会長体制で、タイガースはどう変わる？

投手目線のチームづくりと、ローテの柱としての二刀流

村上投手が選手会長となったことで、阪神のチームカラーにも新しい風が吹くかもしれません。

投手目線でのチームづくり、環境改善、選手会活動など、これまでにない視点からの提案が期待できます。

プレー面ではこれまで通りローテの柱としての役割があり、そのうえ選手会長の重責も担うわけですから、簡単な一年にはならないはず。

それでも、「村上ならやれる」とチーム全員が感じているからこその就任でしょう。

村上新会長が象徴する「タイガースの新しい時代」

選手会長としてもエースとしても楽しみな来シーズン

45年ぶりに誕生した「投手の選手会長」。

これは単なる話題性ではなく、阪神タイガースの新しい時代の象徴でもあります。

真面目な村上投手、そして何より信頼される投手が中心となって、来シーズンのチームがどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

選手会長としての顔、ピッチャーとしての顔、そのどちらも楽しみにしたいシーズンになりそうです。

村上×森下の“ほんわかコンビ”にも注目

いじる森下選手・受け止める村上投手——明るくて温かい選手会へ

今回、選手会役員には森下選手も就任しました。

この、性格の差がいい具合に噛み合っていて、なんか先輩後輩の関係とは思えない見えない時がありますね。

そんな二人が、今度は「会長と役員」という立場でチームをまとめていくわけで、真面目な場面でもどこかほんわかした空気が生まれそう。

タイガースの明るくて温かい雰囲気を象徴するコンビかも知れません。

頑張れタイガース！

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