大阪在住、男子二児の母ちゃんです。
ご訪問ありがとうございます。
現在年長の、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHDと診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
こちら
でも記録しているのですが、長男は年少の終わりのときから、園で加配をつけてもらっています。
「加配制度」とは、他児と同じように保育園の生活を送ることが難しい子に大人がつき、生活面や集団参加をサポートしてくれる制度のことです。
LITALICO発達ナビ
https://h-navi.jp/column/article/35028005
長男の場合は、特定の先生がずっとそばにいる、というのではなく、その日のフリーの先生が、主に登園時と行事の時にサポートをしてくれています。
加配の申請のきっかけ
加配を申請しようと思ったきっかけは、役所の心理士さんが
長男の園での様子をみてくださったときの話をしたときに
加配について検討してもいいかもしれないですね
とアドバイスしてくれたからです。
加配申請には手帳が必要!?
最初、園で加配の相談をしたときに、
手帳があれば加配申請できます
と言われていました。
手帳についての知識があまりなかったです。
この受診
のタイミングで、医師に相談してみましたが、長男は発達検査の結果から、
療育手帳の申請は難しい
と医師から言われ、手帳を申請するならば、精神障害者保健福祉手帳が該当するのですが、調べてみると、手帳の申請には初診から半年以上の時間が必要でした。
診断書又は、精神障害による障害年金を受給している場合は、その証書等の写し
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/certificate.html
※診断書は、精神障害の初診日から6か月以上経ってから、精神保健指定医(又は精神障害の診断又は治療に従事する医師)が記載したもの。(てんかん、発達障害、高次脳機能障害等について、精神科以外の科で診療を受けている場合は、それぞれの専門の医師が記載したもの。)
いますぐ加配は無理だとしても、
年中に進級するタイミングで加配申請したい!
でも、半年待ってたら年中になってしまう!!
手帳がなくても加配申請できる場合がある
この時
書いてもらった診断書をもって、療育の申請をするときに、ダメ元で役所の担当の方に
園では手帳があれば加配申請できるってきいたんですけど、
手帳って申請に時間がかかりますよね。
できればなるべく早く、加配がついたらうれしいんですけど・・・
と相談してみました。
すると
こちらの診断書は、公的な病院のものなので、
この診断書があれば、加配の申請はできますよ。
え~そうなんですか。
聞いてみてよかったです。
ぜひお願いします。
自治体によっても異なるかもしれませんが、私たちの住んでいる所では、手帳がなくても申請ができました。
どちらの園に通われていますか?
園長先生に電話して今回の加配の件について
お伝えしておきますね。
と言っていただきました。
そして、加配の申請書を提出し、年少の終わりから加配をつけていただけることになりました。
無事、加配申請できたけれども・・・
しかし、どのように加配をつけていただけるのか、具体的に園と話し合う前に
一斉休校、一回目の緊急事態宣言があり、登園できない状況になってしまいました。
その間に年中に進級しました。
数か月ぶりに登園したときも、加配の先生が見守ってくださったのもあり、登園渋りも特になく元気に登園できました。
園長先生から、
基本的な園生活ではいつも付き添うまでの加配は必要ないと思うので、心が不安定な時や、行事のときに重点にサポートします
と言っていただきました。
私が、
朝の母子分離に数十分かかることが気になっています
と相談したところ、登園時もサポートしていただけることになりました。
加配後の変化
登園時
以前から、登園後になかなか母子分離ができずにいたのですが、加配の先生がついてくれるので、わりとすんなり
いってきまーす
と言ってくれるようになりました。
朝の準備にとりかかるのも時間がかかっていたのですが、先生が声かけしてくれるので、準備をしてから遊ぶようになりました。
行事(ハロウィンと節分)
特に崩れやすいのが、
ハロウィンと節分です。両方ともおばけや鬼が登場するのが苦手で、一年中
ハロウィンこわい
節分こわい
寒くなるのがいやだ
と言います。
加配をつけてもらってからは、
- 先生がつくってくれた特製お守りをもっていたらおばけや鬼は近づいてこないこと
- おばけや鬼が教室にいるときは、先生が近くにいること
を本人に伝えることで、長男は不安がへったようで、行事に参加することができました。
節分のときは、先生に抱っこしてもらって鬼に豆を投げることができたようです。
加配がついたことにより、よりいっそう安心して園生活が送れるようになってありがたいです。
お忙しい中、長男の個別指導計画をたててくださり、フィードバックの時間もとってくださっています。
手厚い支援をしていただき、ありがとうございます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんの応援が力になります!
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