うすだいだいいろと色のこだわり

うすだいだいいろに母ちゃん思考停止

先日、長男が塗り絵をしているときに

と渡されたのは、私の世代でいうところの❝はだいろ❞でした。

色へのこだわり

だいだいいろ≠オレンジ

長男は色へのこだわりが強いので、色の名前を言うときに間違えると怒ります。

色鉛筆にだいだいいろと書いてあるものをこちらが、

と言ってしまうと、

と怒りながら言います。

園でのボール遊びの時

色がいくつかあるときは自分が好きな色を選べないと、大きな声で泣き叫びます。

園のお友だちはそれが分かってくれるので譲ってくれることが多いです。

みんなでボールを使うとき、長男が好きな青色のボールが他のお友だちに先に使われてしまい、
緑色のボールしか残っていなかったそうです。

長男は大声で泣き出してしまい、ボール遊びができる状態ではなくなってしまったため、
青色のボールをもっていた子が

と譲ってくれたそうです。

園の同じ組の子は、優しい子が多くてありがたいです。

進んで長男と遊んでくれたり、隣に座ってくれる子もいます。

次男とコップのエピソード

色のこだわりが強いため、次男に対しても譲ることは難しいことが多いです。

青色と黄色のコップにお茶をいれて持っていくと

次男が先に青色のコップに手をのばしていてもすかさず、

と言って次男の手からコップをとろうとしました。

次男が抵抗すると、お茶がこぼれようがおかまいなしに全力でとりにいってしまいます。

次男を押し、尻餅をついて泣いていても関係ないです。

と言っても、

なかなか、納得できず、

という反応になったり、ある時は、

と次男にその場では譲ることはできましたが、どうしても青のコップを使いたいようでした。

療育先で青色とピンクのはさみ

療育先のプログラムで、工作の際に、

という場面設定をしてもらいました。長男は

と言えることはできました。

とピンクのはさみを渡されると、その場で固まってしまいました。

と自分の気持ちを言えていましたが、今日のプログラムの主旨通り

と青色は貸してもらえませんでした。

と様子を伺っていましたが、泣くことはなく、

と落ち着いた様子で言っていました。

工作をやりたい気持ちが勝ったのか、ピンクのはさみを使って切り始めました。

療育が終わったあと、

とほめると、

と言っていました。
お友だちや次男相手だと、自分の好きな色でないと納得することはなかなか難しいようです。

今まで周りの環境に恵まれていたのもあり、長男はまだこの認識が甘いと感じています。

自分が好きな色を選択できない場合の、
気持ちのコントロール、気持ちの切り変え方を身につけていくことが課題です。

今できることとして、家では
長男が一番好きな青色と二番目に好きな黒色を用意して、
次男に青色を譲る(次男も青色が好きなので青色を選びます)ことができたら、

と大げさにほめるようにしています。

青色とピンクだと難しいですが、
青色と黒、青色と紫
だと少しずつですが青色を譲れる場面も増えてきています。

今回は以上です。

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