大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。
皆様、ごきげんよう。
今日もわが家では、英検2級合格を目指す小4長男による、ストイックな「1000語マラソン」が繰り広げられています。
公式アプリから流れる、容赦ない1.5倍速の英語音声。
「シュッ、シュシュッ」と、もはや呪文かスキャットにしか聞こえないスピードで、難解な英単語たちがリビングの空気を切り裂いていきます。
そのストイックな光景を、ソファの定位置から眺めていた私は思いました。
「……あかん。このままでは家庭内のエネルギー均衡が崩れるわ」
息子が脳のリソースをフル回転させて、知的な栄養を猛烈な勢いで吸収している。
このままでは、わが家の「熱量」が息子の方に偏りすぎて、家全体の構造が歪んでしまう。
これは家庭内物理学的に非常に危険な状態です。
そこで私は、母としての崇高な責任感から、ある対抗措置を講じることにしました。
名付けて、「逆・SPARTA:1000キロカロリー摂取マラソン」ですわ。
1.5倍速の英語と、揚げせんべいのアンサンブル
息子が愛用のヘッドホンを装着し、完全に「単語の世界」へ没入した瞬間。
それが、私の「競技」開始のゴングです。
今回、私が自分自身を追い込むための「機材」として選んだのは、
これ。 日本が生んだ、油と炭水化物の結晶、「大袋入り・揚げせんべい」です。
ポテトチップスのような薄っぺらなものではありません。
厚みのある生地を、これでもかと油で揚げ、甘辛いタレでコーティングした、まさに「胃袋への挑戦状」。
息子が高速の英単語を脳に「input!」するタイミングに合わせて、私は揚げせんべいを口に「insert!」していきます。
「ガリッ! サクサクッ! ボリボリボリッ!!」
1.5倍速で流れる「何らかの形容詞」や「何らかの動詞」の音声に対し、私の咀嚼音もまた、過去最高速のテンポを刻みます。
油のコク、砂糖の甘み、醤油の香ばしさ。
それが1.5倍速の英語のリズムと完璧にシンクロし、リビングに奇妙な一体感が生まれます。
これぞ、「家庭内エネルギー保存の法則」。
息子が知性を1.5倍速で高める分、母は体脂肪を1.5倍速で蓄積する。
プラスとマイナスの相殺。
これでこそ、わが家の平和と重力のバランスは保たれるのですわ。
\ 今回の「システムエラー」を引き起こした主犯格 /
1.5倍速の英語音声もかき消す、驚異のザクザク音。甘口醤油と油のハーモニーが、アラフォーの満腹中枢を麻痺させます。「1枚だけ…」が気づけば「1袋」に。1000kcalの彼方へ飛び立ちたい方専用の、危険な燃料ですわ。
賢者の休息、そして「暗黒のシエスタ」
気づけば、揚げせんべいの大袋は、無惨にも空になっていました。
指先に付いた「甘辛い油」をペロリと処理した時の私の満足感は、まさにエベレストの頂上に立った登山家のそれ。
「やりきった……。私も、1000(キロカロリー)を回しきったわ……」
ハードな練習(咀嚼)を終えたアスリートに必要なのは、良質な休息です。
私は、油と糖分で満たされた多幸感に包まれながら、ソファになだれ込みました。
耳元では、まだ息子の学習が続いています。
「シュシュッ……シャシャッ……」 1.5倍速の英語音声が、まるで高性能なマッサージ機の振動のように、私の意識を遠のかせていきます。
「そうね……母ちゃんも……脳に……情報を……(油分を)……浸透させているのよ……」
そのまま私は、深い、深い眠りに落ちました。
これが後に、わが家の家教史に刻まれることとなる「暗黒のシエスタ(昼寝)」の始まりです。
アラフォーのOSは、揚げ物の「高速処理」非対応
目が覚めたのは、それから約1時間後のことでした。
リビングは静まり返り、息子はすでに単語帳を閉じて、達成感に満ちた顔で漫画を読んでいます。
しかし。
私の体の中では、文字通り「緊急事態(ステート・オブ・エマージェンシー)」が宣言されていました。
「……うっ。……重い。胸のあたりが……熱い……」
そう、私の胃袋は、1.5倍速で詰め込まれた「大量の油」を処理できるほど、若くもなければ、高性能でもなかったのです。
胃の中では、消化を待ち侘びた揚げせんべいたちが、ドロドロの油分と共に暴れ回っていました。
それはまるで、「古くなったPCに、最新の超重量級ゲームを無理やりインストールしようとしてフリーズした状態」。
私の内臓OS(アラフォー版)が、脳に向かって悲鳴を上げていました。
「おい! このシステムはもう、揚げせんべい大袋の『高速一括処理』には対応してねーんだよ! 仕様変更(加齢)を認めろ! アップデートを怠るな!」
\ 息子が英単語を覚える間に、母は「魔法の粉」の虜に /
この表面にかかった粉には、間違いなく何らかの中毒性物質(※合法です)が含まれていますわ。1.5倍速で摂取すると、幸福感(ハッピー)の後に絶望感(ターン)が訪れます。理性を保つ自信のある方のみ、挑戦してください。
悲劇の「強制再起動(リバース)」
そこからは、まさに時間との戦いでした。
優雅な「教育ママ」の面影はどこへやら。
私は口元を押さえ、トイレという名の「セーフティセンター」へ猛ダッシュ。
そしてついに、その瞬間がやってきました。
「胃内コンテンツの強制シャットダウン」。
これまで私が、家庭内のエネルギー均衡のために必死に蓄積してきた「揚げせんべい」の成果が、重力の法則を無視して、外界へと逆流(ストリーミング)されていく……。
それはまさに、息子が誇らしげに見せてくれた「1000語テスト」の、あまりに惨めで、あまりに切ない「リバース・バージョン」でした。
「……(再起動中)……」 「……(静寂)……」
全てを放出した(物理)後、トイレの床で冷たいタイルに頬を寄せながら、私は悟りました。
結び:アラフォーよ、身の程を知れ
息子は、未来へ向かって知識を吸収し、それを血肉に変えていくパワーがあります。
しかし、アラフォーの母が1.5倍速で詰め込めるのは、せいぜい胃薬くらいなものです。
無理をしてはいけません。
たとえリビングに1.5倍速の英語が流れていても、母の胃袋だけは「スローモーション」で動かさなければならなかったのです。
息子よ、君はそのまま『SPARTA』で高みを目指すがいい。
母ちゃんは明日から、自分の胃袋に「0.5倍速」の低速モードを搭載し、ゆっくりとお粥を啜ることにします。
教訓:1.5倍速で良いのは、英語のリスニングと、YouTubeの倍速視聴だけ。
揚げせんべいの咀嚼と、アラフォーの消化能力に「SPARTA」を求めてはいけない。
さて、私の「全内容リバース・テスト」の結果は、言うまでもなく「正答率0%(何も残らなかった)」でしたわ。
お粗末様でした。
\ 1.5倍速の咀嚼を加速させる、禁断の2種セット/
「焼生せんべい」の醤油のコクと、「半熟カレーせん」のスパイスの刺激。この無限ループを前にして、平穏なアラフォーの胃袋が耐えられるはずもありません。息子が単語を覚えるスピードで、私の右手が「カレー、醤油、カレー、醤油」とマシンのように動いてしまいます。後悔(リバース)する準備ができている方だけ、ポチってください。
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母ちゃん、今日もがんばれます。
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