ADHDと集中力 ― 宿題に向き合う小学生の“そわそわ時間”との付き合い方【長男成長ブログ】

小学四年生
こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪府在住、男子二児の母です。
ご訪問ありがとうございます。
現在小学四年生の、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

ADHDの特性からくる「落ち着きのなさ」

発達障害(ADHD)の特性もあってか、うちの小4の長男は常にそわそわして落ち着きがないタイプです。

公文の宿題をしている様子を見ていると、「集中」という言葉がどこか遠い世界のように感じることがあります。

一行書いたかと思えば頭をかき、また一行書いて今度は腕をかきます。

これには少し理由があり、アトピーがあるため、かゆみが集中を妨げてしまう部分もあります。

それでも、書いてはかき、かいては動き…と、なかなか前に進みません。

姿勢の維持も一苦労

さらに困るのが、椅子に座っている姿勢を保つことです。

最初はきちんと座っていても、数分たつと少しずつずるずると下がっていき、

いつのまにか机に突っ伏しているような状態に。

注意しても悪気はなく、どうやら姿勢を保持し続けること自体が難しいようです。

これもADHDの特徴のひとつとされており、「座る」という単純な行為にも体力と集中力を要します。

水筒問題 ― なぜか“今”だけ水分補給ブーム

「お茶!」と言って頻繁に立ち上がるので、水筒を机の上に置くようにしました。

これで少しは落ち着くかな、と思いきや…結果は想像以上でした。

なんと、1分おきくらいに水筒を開けて飲もうとするのです。

普段はあまり水分をとらないタイプなのに、宿題中だけは“水分補給の鬼”と化します。

これも、集中が途切れやすい子どもにありがちな行動のひとつかもしれません。

「ついたて」作戦も空振り

集中力を高めるために、机の上についたて(衝立)を置いてみたこともあります。

周りの刺激を減らせば少しは落ち着くかな、と期待したのですが、

結果はというと……ついたての中で完全に停止

どうやら親の目が届かないことで安心してしまい、

ぼんやりと“考える人”状態で固まっていることが多いです。

集中するどころか、別の世界に旅立っていました。


学校の成績にも影響が

最近では、学校のテストの結果や通知表も下がり気味です。

授業中も話を聞き逃すことが多く、評価に「積極性が見られない」と書かれてしまうことも。

おそらく、家庭での学習と同じように、集中が続かないことが原因なのだと思います。

「集中して!」が通じない現実

親としては「ちゃんと集中して!」と声をかけたくなるのですが、

ADHDの子どもにとって、それは**“できないことを責められる”感覚**になる場合があります。

本人も頑張っているけれど、集中が続かない――。

それをどう理解し、支えていくかが、日々の大きな課題です。

いつもどこかが動いている長男を見て思うこと

長男を見ていると、体のどこかが常に動いていることに気づきます。

鉛筆を回したり、足をゆらしたり、指をトントン叩いたり…。

それが落ち着かないからなのか、無意識の動きなのか、本人は自覚しているのか――

最近はそのあたりも気になるようになりました。

この“常に動いている感じ”が、彼にとっての「集中」なのかもしれません。

止まっているより動いている方が、安心するのかもしれませんね。

これからの課題と向き合い方

集中力を「どうにかしよう」と焦るよりも、

長男に合った集中のしかたを見つけていくことを目標にしています。

ADHDの特性を理解しながら、環境の工夫やサポートを通して、少しずつ前進していけたらと思います。

母としては、「いつか“集中してるね”と言える日が来たらいいな」と願いつつ、

今日もそわそわしながら宿題に向かう長男を見守っています。

母ちゃん
母ちゃん

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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