新版K式発達検査の結果(長男年少4歳4か月)発達指数 DQ129

発達検査

 

こんにちは、朔空(さくら)です。
大阪在住、男子二児の母ちゃんです。
ご訪問ありがとうございます。
現在年長の、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHDと診断を受けた
長男の成長記録のブログです。
阪神タイガースが大好きな父ちゃんによる野球話もよろしくお願いします。

こちら

の続きの話になります。
4歳4か月の時に受けた新版K式発達検査の結果です。
自閉症スペクトラムの診断を受けてから
約二ヶ月後に詳しい結果説明を聞くために再び受診しました。
そのときに医師からいただいた所見をもとにここに記録しておきます。

新版K式発達検査中の様子

検査室へは一人で入室しました。
検査場面では、検査者(心理士さん)の指示に素直に応じようとする様子はみられましたが、
机の周りを跳び跳ねるなど落ち着きはない様子でした。
また自分が作りたいものや気になる物が目に入ると注意が逸れてしまうところがあり、言葉での指示が入りにくいようでした。
例えば、腕時計を見つけると、針をみて

長男
長男

今‥2時3分。先生の時計は2時3分だね。

と課題と関係のないことを始めるなどがありました。
また思い浮かんだことは話したくなるようで、

長男
長男

病院まで車できたんだ

などの検査課題と関係のないことを話し出すことがありました。
やや多弁で、話がどんどんと展開していきますが、ある程度話を聞いた上できりの良いところで

心理士
心理士

今は●●する時間だよ

と声をかけたり、

心理士
心理士

“静かに”

というジェスチャーをすると話を聞こうとする様子がありました。
言葉の指示から、課題の意味を掴み取ることが苦手なところがあり、

心理士
心理士

見本と同じものを作ってね


と伝えると、

長男
長男

見本は○○なのに●●がない
(例えば、車なのにタイヤがない、針時計なのに針がないなど)


と言って余分なものを付け足すことがありました。

心理士
心理士

同じもの作って欲しいって言ったけど
これと同じものを作れたかな?

等と声をかけると、課題の意味が分かったようで作り直していました。 

新版K式発達検査2001の結果所見

領域発達年齢発達指数下限(最初の不通過項目)上限(最後の通過項目)
姿勢・運動
認知・適応5歳4か月1235歳0か月超~5歳6か月
[三角形模写 1/3]
5歳6か月超~6歳0か月
[模様構成Ⅰ 3/5]
言語・社会5歳10か月1353歳0か月超~3歳6か月
[了解Ⅰ 1/3]
6歳6か月超~7歳0か月
[日時 3/4]
全領域5歳7か月129
結果所見(新版K式発達検査2001) 生活年齢:4歳4か月 
※発達年齢:発達が何歳何か月かまで達しているのか、何歳何か月の平均にあたるかを示したもの。 
※発達指数:実年齢と発達年齢を比較して、現時点でその子どもの発達状況がどの程度であるかを示したもの。年齢相当の発達をしている場合を100であらわす。

全体の発達年齢は5歳7か月程度でした。
見たものを理解したり操作する力をみる認知・適応領域では5歳4か月程度でした。
言葉を理解したりやりとりする力をみる言語・社会領域では5歳10か月程度でした。
全体でみると上限と下限の差があるので、得意・不得意の差があると考えられます。

認知・適応領域

  • 実際の年齢に相応する課題は全て通過していました。
  • 見本を元に形を構成するパズルのような課題は、5歳半から6歳程度を通過しており、形態の理解や空間認知は得意なようです。
  • 短期的な視覚的な記憶力も良好で、観察して足りないところを見つける課題も実際の年齢以上の課題を通過していました。


一方で、

  • 言葉のみでの指示では、思い込みによって求められていることから外れてしまうことがありました。
    言葉のみでの説明では、相手の意図や課題の意味的確に捉えることは苦手なようです。
  • 課題に取り組む際に、衝動的に取り組むところや、やや不注意なところがありました。
    自発的に気付いて訂正することはできるようなので、今後も自分の行動を省みることを継続していくことが望ましいと思います。

言語・社会領域

  • 数の概念や左右の弁別、お金の名称や日時といった日常の中で獲得していく知識については、概ね5歳台のものを獲得しており、実際の年齢以上の課題は通過していました。
  • 短期的な聴覚記憶も概ね得意なようです。
  • 言葉のやりとりでは、一般的なことや、“もしも”といった仮定についての質問に対して、自分が体験したことや今まで獲得してきた知識と照らし合わせて答えることができるようでした。

しかし、

  • 注意のムラがあるようなので、継続して力を発揮することは苦手なようです。
    言葉だけで伝えると聞き逃してしまうことがあるかもしれません。
  • 抽象的な事柄や言葉から状況を明確に想像することは難しいことがまだあるようです。
  • 言葉から相手の意図をくみとることが苦手なようで、抽象的な質問に対しては返答が質問の意図から外れてしまうことがあるようでした。

今回は以上です。
次回は受診時に説明があった長男の支援のポイントについて記録したいと思います。

母ちゃん
母ちゃん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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