病院(児童精神科)を受診するまでの記録④(自閉症スペクトラム診断前)

診断まで(年少)

こちら

の続きです。引き続き、当時年少の長男の日常の困りごとをまとめたものになります。

  • いつも同じスーパーでみかんを買っているが、売り切れていたので違う種類のみかんを買った。いつもより大きいみかんをわたすと、これじゃない、食べたくない、いらないと泣き叫んだ。いつも食べているみかんより大きいけれど同じみかんであること、果物は産地や季節によって見た目などが変わりやすいことなどを説明しても本人には届かず、いつもと違うみかんだから美味しくないと食べてもいないのに食べる前から決めつけ、結局一口も食べなかった。基本、初見のものは食べないことがほとんどだが、こういうパターンは初めてなので驚いた。
  • 貸して、が言えず、人が持っているものを取ってしまうことが多い。YouTubeがみたいときは、他の人が使っているスマホを無言で奪い取り、父が作っているプラモデルも無言で部品を父親の手からとってしまうのでその都度注意しても繰り返す。
  • 絵本を読んでいる間、ずっとそわそわしていて手足のどちらかが動いている感じ。
  • 道を歩いている時に、通りすがりの人とぶつかりそうと思ったのか、こっちにむかってくる3メートル先の歩行者にむかって手をかかげてちょっとまって、のポーズをした。他人との距離感をはかるのが苦手なようで、相手に急に近づかれすぎると嫌がるが、自分からは近づきすぎることがある。道を歩いていて相手にぶつかりそうなときには、とまってください、ではなくて、こっちがとまればいいんだよ、と伝えた。
  • 今日も猛スピードの自転車に乗っている人に向かってちょっとまって、のポーズをしていた。
  • 5メートル先の歩道にいた鳩をこわがり、その場で10秒フリーズ。声をかけても動かなかったので手をつないで少しずつ鳩に近づくも、かなり嫌がっていた。
  • 入浴のさい、服が固い、脱げないと言って泣き叫んだ。一枚ずつ脱ぎなさいと言っても聞く耳持たず、母が少し手伝って全部脱いだあと、できたねーと誉めても、できなかった、と答えた。なかなか切り替えできず入浴し、お風呂場で大声で叫びだしたので、父親がうるさいよ、と注意するとヒートアップした。
  • おまえ、早くしろ、こっちにこい、見せろ、など汚いことばが多かったので注意しても、こちらと目が合わず、注意を聞いていない様子だった。
  • 新しく買ったまちがいさがしの本を、座ってやろうねと言っても立ち上がったり、そわそわしたりして落ち着かない様子。10回以上注意をしたが結局座ってできず、机のところで立ったり、イスの上にあしをあげてやっていた。途中でトイレにいきたいようでそわそわしていたので、声をかけるも、中断することができなかった。あと1ページやったらトイレに行こうといったが行きたくないと言い、その一時間後、別の遊びに夢中になり、失敗してしまった。
  • これ見て、というときの物が相手の顔に近すぎるので、注意するときに説明しながら顔にものを急に近づけてみた。びっくりするし、顔の近くに急に物があって嫌な気持ちにならない?ときいてみたけど、反応なし。
  • おもちゃが入っている缶のふたがあけられないのを、誰もいないところで、かなりの大声であけてーと叫んでいたので、大声で言う内容じゃないよ、誰かの近くにきて、怒らずにふたあけて、と言えばいいんだよ、と言っても無反応。あけてもらえれば満足しこちらの言葉は届かない様子。
  • 園の先生から目をみて挨拶をしてと指導していただいているのだが、やっぱり会話中に目が合わないことが多い。
  • はさみを広げたままふりまわしていたので注意をしたが、目をみて話を聞いて、と言うと一瞬だけ目が合うがすぐに合わなくなる、の繰り返し。注意をしているあいだ、ずっとそわそわしている感じで、話を聞いているのか、内容を本当に理解しているかはわからない。

続きます。読んでくださりありがとうございます。


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